【コラム】福島章氏・・・元気共有会議3

「合意形成のレベルは如何に?」
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前回のコラムでは「会議の目的は明確か?」についてお伝えしましたが
現在実施されている会議の目的など見直してみられましたか?

さて、今回のコラムでは、会議における「合意形成」について考えてみましょう。
ある会議の議題に関して、一定時間の議論の末、
「よし、この方向で進めていこう!」
と結論が導きだされたとしましょう。
その後、順調に進んでいけばよいのですが、
問題となるのは、結論通りに進んでいかないケースです。
「やっぱり想定した通りだ!
「そもそもあの方向には100%賛成じゃなかったんだ!」
・・・など、折角時間をかけて議論して導いた結論に、
さまざまな意義を申し立てる輩がでてきたりするからです。

これは、会議における「合意形成のレベル」が充分で無かったことから
おこってくる問題です。
例えば、市場占有率の向上を目指して、ある商品の特定条件下での
値引き率の見直しについて会議が開催され、
「発注量5%アップで10%までの値引きをOKにする」
という結論が合意されたとしましょう。
この結論の基づき、営業活動に廻ったすると
、、、容易に想像される顧客の反応として、、
「発注量は2%しか増やせないけど、5%価格下げてくれない」
「他の商品の発注量を上げる変わりに、現状で10%値引きしてくれない」
「発注量は増やせないので、値引きはいいよ」
そして、上記にあるような発言や心の声(反応)になってくるワケです。
何が原因かと言えば、会議での結論に対する「合意形成のレベル」が
不十分だったということです。

では、どうすれば「合意形成のレベル」を上げてることができるのでしょうか?
それには・・
参加者の参加意欲を高めることと一方向からの議論をしないこと
が重要になってくると思います。
参加者の参加意欲を高めるためには、「発言」の機会をより多く求めていく
ことが大切です。「何か質問はありますか?」ではなく、「この結論でいく
と想定される反応はどんなものがあるかな?」など、質問を変えて、
発言の機会を増やしていくとよいでしょう。
また、一方向からの議論をしないためには、「私もそう思います」という
賛同の仕方をさせず、「課題があるとすれば何かな?」と仮説想像力を
刺激する時間を設けていくとよいでしょう。
限られた時間の中で、参加者の合意レベルを上げていくのは難しいことです。
参加者が増えてくればくるほど、「合意形成のレベル」はますます低下して
いくことになります。

そのため、会議の主催者や進行役の仕切りの技術(効果的質問術)の向上は
避けて通れないものと思います。
ぜひ一度、会議終了時の参加者との合意形成のレベルは充分か?一度観察
してみてはどうでしょう!
--->次号へ
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2010.05.10 | 情報オアシスお役立ちコラム

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